革が製品になるまでの工程

パティーナシリーズ

長い道のり

 動物の原皮から財布などの革製品になるまでには幾つもの工程を経てようやく達成されます。なめし方によっては何ヶ月も要することがあります。革をどのように使うかによってなめし方も変わってきます。以下では、製革工程を簡単にご紹介したいと思います。

原皮から革をなめすまで

 革は欧州などから仕入れる場合と国産で調達されます。革が悪くなるのを防止するため、塩でつける・乾かすことが行われます。次に汚れを取り除く為に水洗いをします。その後、石灰で漬けて革の繊維をほぐします。また、毛や脂肪なども分解させてしまいます。これらの処理が終わったら石灰を取り除きます。

 以上の処理が終わりましたらいよいよなめしを行います。なめしの種類にはクロム、タンニンなどがあります。

・タンニンなめし
 ココマイスターの商品で使用されているものでは、ヌメ革をなめす際に使用される方法です。時間のかかる方法で長い時は数ヶ月かかることもあります。革の良さをそのまま活かす方法でもあり、仕上がりとしては堅牢なものとなるので、靴や財布などの形となるものにぴったりです。

・クロム
 塩基性硫酸クロムを使ってなめします。多くの製品に使われている方法です。特徴としては、熱に強く、弾力性があり、吸湿性も大きなものとなります。

・ミックス
 タンニン、クロムのメリットを合わせた方法です。お互いの欠点を補います。

なめしから製品を作るまで

 なめしが終わりましたら、革を洗った後、乾燥させ染料を使って色をつけます。色がついたら水分を取り除き、伸長させ、その後に再度乾燥させます。乾燥方法もいくつか種類があり、自然に行う方法、熱で行う方法、真空で行う方法などがあります。

 次は仕上げとなります。製品の種類によって工程が異なりますが、塗装、艶出し、型押し、計量などを行っていき、最後に製品が検査され出荷となります。


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